教えて先輩!「海風の国」観光マイスター ② 地元フリーペーパー編集者 白井沙也可さん
佐世保の人気フリーペーパーの編集者であり、SNSで地元の情報を発信するインフルエンサー。長崎県観光連盟サイトでは「ナガサキタビブ」の公式ライターとして県全域で活動中です。今年8月には「江迎魅力発信アンバサダー」に任命され、佐世保市江迎エリアの方とともに地域を盛り上げています。ご自身と「海風の国」観光マイスターについて、お話を伺いました。
Q1.「情報発信」を仕事にすることになったきっかけは?
白井さん:前職では農産物の生産者の方と関わっていました。すごく頑張られているのに、その努力はなかなか日の目を見ることがありません。「おいしかった」の声が料理人さんには届いても、生産者さんまでたどり着かないもどかしさ。そんな部分にやさしく光が当てられるのが情報発信の仕事ではないかと、フリーペーパーの編集部に入り、SNSでの発信を始めることにしました。
Q2. 「海風の国」観光マイスターを知った経緯は?
白井さん:何か資格にチャレンジしたいと思っていたとき、仕事を通じて知りました。地元生まれ地元育ち、佐世保の情報を発信する側なのに、実は基本的なことをあまり知らないと、受験を決意しました。歴史・地理・文化など幅広く地元を知ることで新たな視点が増え、マイスターをきっかけにフリーペーパーの企画アイデアもたくさん生まれました。
Q3.受験にあたってどんな勉強をした?
白井さん:仕事の繁忙期と重なったので週末だけ約1カ月間、短期集中で勉強しました。点数はギリギリでしたが、合格できてホッとしました。意外と苦労したのが「漢字」です。普段はスマホやパソコンが変換してくれますが、試験では自分の記憶だけが頼り。地名など正確な漢字表記が求められるので、学生時代のように繰り返し書いて覚えました。
Q4.あなたの一押しのスポットは?
白井さん:佐世保郵便局横の「恋文通り」です。何度も通っていた道でしたが、ある日ふと「あれ、ここカラフルでかわいい」と思うようになりました。友人たちと何度も撮影に来ているお気に入りの映えスポットで、のちにフリーペーパーでも取り上げた、愛着ある場所です。
Q5.日頃の発信で大切にしていることは?
白井さん:フリーペーパーもSNS投稿の際も、「海風の国」観光マイスターのテキストに立ち返って、正確な情報発信を心掛けています。でも、正しいだけじゃ面白くない。いかに楽しく、親しみやすく伝えられるかを常に研究しています。月に1回の佐世保をモチーフにしたアートネイル「#佐世保ネイル」は自分が楽しくて始めましたが、 SNSの反応も対面でお会いする方にも好評です。
Q6. 「海風の国」観光マイスターは、どんな人におすすめ?
白井さん:何かに挑戦したいと思っている人、特に地元の皆さんにすごくおすすめしたいです。自分の住むまちのことも意外と知らないことは多いですし、もっと毎日が楽しくなります。受験料無料だから、ハードルが高くないのも嬉しいですよね。「海風の国」観光マイスターの仲間が、1人でも増えることを楽しみにしています!
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