海風の国とは?
佐世保市街地
近代日本の生き証人、港まち佐世保。
海を生活の場とし、戦後はアメリカ文化に触発されながら独自の文化を育んだ佐世保。佐世保バーガーにレモンステーキ、外国人バー、ジャズフェスなど異文化のエキスが混在する面白さがそのまま街の魅力となっています。また、軍港と鎮守府に関連する建造物を通して、佐世保の近代化の歩みをたどってみると、もうひとつの佐世保が見えてきます。
アメリカ文化が混在する港まちで、佐世保のLive感を。
明治期以降は近代的な海軍都市として発展し、戦後はアメリカ文化が混在するハイカラな港まちとして賑わった佐世保。今日も当時の面影を残す建物や文化、食、風景がまちのそこかしこに存在しています。中でも珍しいのが、防空壕跡をそのまま店舗にした戸尾市場や米軍基地内の赤煉瓦倉庫群、湊町〜栄町界隈の夜の外人バーやJAZZバー。佐世保のlive感を味わえるエリアです。
レキジョ必見!!
軍港として歩んだ佐世保をウォッチング
明治初期には人口4000人あまりの寒村だったこの地に、突如として訪れた日本の近代化。1889(明治22)年の佐世保鎮守府開庁とともに、当時の国内最先端の技術を投入した大がかりな建設が一斉に行なわれました。造船所の工場や設備群などの商業基盤をはじめ、鉄道や道路、市街地、水道施設などの都市基盤も明治〜大正にかけて整備され、その多くは100年経った今も現存、現役。国内屈指の技術者たちが挑んだ佐世保の近代化の足跡をたどることができます。