海風の国とは?
江迎町
もてなしの時を重ね 心を束ねた笑むかえ。
平戸往還の宿場町としての歴史を持つ江迎町。平戸藩主が参勤交代などの際に休泊した本陣屋敷や調度品が、当時のままの姿で現存し、一般公開されています。平戸藩の祈願寺「寿福寺」の庭園も美しく、この寺にまつわる伝説の水掛け地蔵も安置されている。本陣屋敷を守る「潜滝酒造」の「もと蔵」も往時の姿を留め、古の風情の残るまちです。
宿場町の風情漂うまち、四季折々の雅な祭事にふれる旅。
平戸往還の宿場町として栄えた時代の伝統や風習を、今も大切に受け継いでいる江迎町。春は福を招く色とりどりの繭玉が軒先で風に揺れ、夏は約500年続く「水かけ地蔵まつり」や高さ25mのタワーに火が灯る「千灯籠まつり」で賑わいます。名所は江戸時代から続く古刹「寿福寺」。小京都の四季を思わせる中庭の庭園はみごとで、雅な美しさに心を奪われます。
殿様をおもてなしした”一宿逸品"を観る
平戸のお殿様が参勤交代の折に休泊した宿「江迎本陣」は、往時の佇まいが当時の形態で残り、藩主休泊の備品類と合わせて観覧することができます。本陣屋敷の当主・山下家は平戸藩御用達の造り酒屋で、現在も歴史が染み込んだ「もと蔵」で酒造りが行なわれています。要申込で見学もできます。どちらも必見のスポットです。