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心も身体も全回復!贅沢時間と癒しの旅(3・4日目)-1

心も身体も全回復!
贅沢時間と癒しの旅(3・4日目)


旅行が大好き!
そんなインスタグラマーが、長崎・佐世保・佐賀を巡る3泊4日の旅に出ました。

【3日目】

潜龍酒造と江迎本陣

3日目は佐世保北部を巡ります。

まずは、潜龍酒造(せんりゅうしゅぞう)という創業333年も続く日本酒の蔵元を尋ねてみました。
なんとこちらの酒造メーカーさんは、江迎本陣跡(えむかえほんじんあと)と呼ばれる、江戸時代から続く平戸のお殿様が使っていた宿を代々受け継いで管理されています。

潜龍酒造の13代目で社長の山下庄左衛門さんのお話では、江戸時代後期の1830年から1832年につくられた建物で、平戸藩主の参勤交代の時に、出発した初日の夜と、帰ってこられた最後の夜に宿として利用されてきたそうです。

庭には水琴窟(すいきんくつ)が!
大きな手水鉢から地下に水滴を落として、その反響音を竹の筒で聞いて楽しみます。
優しい水の音色に聞き入ってしまいました。

明治に入って本陣としての役目を終えた後も、今日に至るまで当時の姿を残しているとのこと。
江戸時代からそのまま残るお庭やお風呂を見学させていただきとても感動しました。
現在は長崎県指定史跡文化財として大切に保存されているそうです。
山下社長の楽しいお話の後、江迎本陣跡から道路を挟んで目の前にあるお店を訪問し、おいしいお酒を試飲させていただきました。
どのお酒もとっても美味しくってびっくり!

「おいしい、これ絶対買って帰る!」
あまりの美味しさに大興奮。迷わずお土産に買ったお酒は、バラの香りの梅酒「ウィリアム・アダムス」。
梅酒なのにバラの甘い香りが漂うお酒で、絶対おすすめ!
イチオシです。

実は、もう一つのお目当て、和製シャンパンともいわれる発泡性の冬季限定の濁り酒「白星」。
残念ながらこの日は発売がもうちょっと先とのことで購入できず…。
ネット販売もされるそうなので、おうちに帰ってからチェックしたいと思います♪

【基本情報】
潜龍酒造株式会社

長崎県佐世保市江迎町長坂209
電話:0956-65-2209

えむかえ繭玉作り体験

潜龍酒造のそばに、「繭玉」作りを体験できる工房があったので立ち寄ってみました。
繭玉は「福を招く」縁起物として江迎で大切にされてきた文化の一つだそうです。
繭玉(木目込み毬)は、発泡スチロール製の球に下絵をつけて切り込みを入れます。
その模様の切れ込みに合わせて、カラフルなさまざまな布地をヘラで押し込み美しい模様を施していきます。
丁寧にご指導いただいたおかげでとってもきれいな繭玉に仕上がりました。
どうですか?
【基本情報】
佐世保市江迎町 匠工房

長崎県佐世保市江迎町長坂188-4
電話:0956-66-3434


江迎繭玉作り体験は、佐世保観光情報センターへお申し込みください。
電話:0956-22-6630

ビストロさやま

佐世保市鹿町町(しかまちちょう)という小さな港町に「ビストロさやま」はあります。
もともとはお寿司屋さんだったそうで、瓦屋根にフランスの国旗が面白くって思わずにんまりしちゃいます。

3,000円のランチコースをいただきました。
最初に出てきた前菜のお皿を見てびっくり!
すっごくキレイで食材の種類も豊富。
“ヒオウギ貝”など地元の食材をつかったお料理に感動です。

この日のコースは、カブのスープ、地元長崎で獲れたイノシシのロースト、デザート、食後の飲み物と続きました。

お店のお味を評価すると、星三つの100点満点!
どれも本当においしくて、かりんを添えたイノシシのローストは美味しいを通り越してびっくりです。
こんなにおいしいイノシシは初めての体験でした。

そして極めつけはデザートです。
見た目も美しく、とっても手間をかけて作っていただいていることがよくわかる一品。
あまりの美味しさに、友達に“絶対食べに行くべき!”って、オススメしちゃいました。
ちなみに予約必須ですよ~。
【基本情報】
ビストロさやま

長崎県佐世保市鹿町町下歌ヶ浦989-6
電話:0956-77-5858
定休日:月曜日

日本本土最西端 神崎鼻公園

美味しいランチを食べたあとは、1989年(平成元年)に正式に日本本土最西端の地として認定された神崎鼻公園へ。
人工衛星を使って位置測量が行われているそうです。

正確な位置は「北緯33度12分、東経129度33分」しっかりメモしてきましたよ。

最西端のこの地を訪れると、「日本本土最西端到達証明書」をもらうことができます。
近くの郵便局を探して私もしっかり証明書をゲットしました。
証明書の交付については佐世保市のホームページに詳しく書いてありますよ。
公園内では交付されませんので事前に確認しておくことをお勧めします。
【基本情報】
神崎鼻公園 

長崎県佐世保市小佐々町楠泊354-1

九十九島 淡島神社

パワースポットとしても有名な淡島神社(あわしまじんじゃ)。
西海国立公園「九十九島」の島の一つにあり、橋を渡って島へ向かいます。
上陸すると、目の前に鳥居があり、島全体が神社になっています。

淡島神社は、少彦名命をはじめとする神様が3柱祭られており、安産や子宝、婦人病などにご利益があるといわれる女性にとって嬉しい神社なんですね。

私が注目したのは、境内にあるとってもかわいいちっちゃな鳥居。
境内に準備されたござを敷いて、腹ばいになってくぐります。
ここを「オンソラソバテイエイソワカ」と唱えながら3回くぐると、願いが叶うと書いてありました。
もちろん私も挑戦しましたよ!

ちなみに、お腹の大きな妊婦さんや体が大きくてくぐれない方でも大丈夫です。
左回りに3回鳥居を回ると、同じご利益が得られるそうですよ。

【基本情報】
淡島神社

住所:佐世保市船越町168

九十九島 展海峰

九十九島が180度のパノラマで広がる展望台、展海峰(てんかいほう)へ行ってきました。
ここから眺める九十九島の景色は、九十九島を一望できる展望台の中でも特に人気だそうです。
展望台からの息をのむような絶景もすばらしいのですが、もう一つ、人気の秘密がありました。

それは展望台の下にある花園です。
3月下旬~4月上旬は15万株の菜の花が、そして、10月上旬~中旬には15万株のコスモスの花が満開となり、壮大な九十九島と合わせて楽しむことがでます。
花が見ごろとなる季節は特に大勢の観光客で賑わうそうですよ。
九十九島とコスモスを楽しんで佐世保をあとにしました。

【基本情報】
展海峰

長崎県佐世保市下船越町399

稲佐山からの夜景

佐世保から長崎へ向かいます。

有名な稲佐山の夜景、ずっと見てみたかったんですよね。
初めて訪れた私は、スロープカーで山頂へ。
333mからの眺めはまさに「1,000万ドルの夜景」です。
稲佐山の夜景は、「世界新三大夜景」といわれていて、モナコ・香港と合わせて2012年に認定され、2021年に再認定されました。
今度は大好きな人と一緒に行きたいなっ!

夜景を見た後は市内に宿泊、明日は長崎を満喫しちゃいます!

【4日目】

軍艦島

3泊4日の旅、最終日は軍艦島へ!
聞いたことはあるけど、どんな島なのかよくわかっていませんでしたが、名前の秘密は船からの眺めで理解しました。
島全体が1隻の軍艦みたいに見えるからなのですね。
今はだれも住んでいない軍艦島ですが、もともとは海底の石炭を採掘する炭坑だったそうで、最盛期の1960年(昭和35年)には小さなこの島に約5,300人もの人が住んでいたそうです。
小さな島に沢山の人が住めるように、日本で最古の鉄筋コンクリートの7階建てアパートが造られたんですって。
当時の人口密度は東京の約9倍もあり、映画館やビリヤード場などの娯楽施設も整った島だったそう。
1974年(昭和49年)に閉山となり無人化しましたが、2015年(平成27年)に世界文化遺産として登録され、大切に保存されています。

中華街でちゃんぽん

大好きな長崎ちゃんぽんを一度は本場で食べてみたい!
そんな私の願いがついに叶いました。
やってきたのは「長崎新地中華街」。
横浜中華街、神戸の南京町中華街とともに日本三大中華街のひとつでとっても有名な中華街の一つ。
街並みはカラフルで、歩いているだけでもワクワクしちゃいます。

ところで“ちゃんぽん”と“皿うどん”の違いご存じですか?
ちゃんぽんは、白濁したスープに炒めた野菜と様々な肉や魚介の具が入った中華麺料理ですよね。
それを出前用にアレンジした、ちゃんぽんの汁なしバージョンが皿うどんの始まりなんですって。

どっちも大好きですが、この日は「ちゃんぽん」に決定!
本場の味に大満足でした。


【基本情報】
長崎新地中華街

住所:長崎県長崎市新地町10-13

3泊4日、佐賀・長崎の旅はここで終了!!
2022年秋には、西九州新幹線が開業するみたいなので、新幹線を使って巡ることも出来るようになりますね。
九州の旅がもっと便利になりそうです。

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