UMIKAZE Blog
海風旅ブログ
いよいよ夏本番!冷たーいデザートやドリンクが恋しい季節になってきました。
今回は、熱くなった体と気分をクールダウン↓↓してくれる、夏スイーツをご紹介します。
佐世保ではおなじみの定番スイーツから、昨年オープンしたカフェのおしゃれドリンクまで、いろんな“ひんやり”を味わってきました♫
※この記事は2017年7月時点の情報です。
①白十字パーラー
最初にご紹介するのは、市内中心部、四ヶ町アーケード内にある「白十字パーラー」。昭和26年の創業以来、長年愛されてきたカフェレストランです。私も小さい頃、おばあちゃんに連れてきてもらった記憶が…。今でも老若男女問わず、幅広い世代に人気のお店です。
佐世保銘菓“ぽると”をはじめ、1Fでは「ぽると総本舗」のお菓子が買えます。"ぽると"は、ゆず風味のようかんをクッキーでサンドした、地元ではおなじみの南蛮菓子。ほかにもチョコローゼ(冬季限定)にマリアン、南蛮焼…、佐世保人が大好き♡な、おみやげにぴったりの焼菓子がいっぱいです♪
こちらは2Fの店内。天井のステンドグラスが長崎らしくてお洒落ですよね。昔ながらの喫茶店の趣を感じます。スタッフの中には、高校時代に学校帰りによくケーキを食べに来ていたという人もいましたよ。みんなそれぞれ、ここには思い出があるんだな~。
そんな白十字パーラーの、超有名&人気スイーツと言えば、コレ↑↑
大ジョッキに入った、高さ約30cmの「チャレンジパフェ」(925円)です。で、で、でかすぎる!!
中にはフルーツカクテルに、イチゴジャムソースを絡めたソフトクリームがぎっしり♡上には、たくさんの季節のフルーツがトッピングされています。ジョッキの真ん中あたりには、カスタードプリンも入っているんですよ♪わかるかな~。
「おいしいーっ!幸せーっ♡」一人で食べる方もいらっしゃるそうですが、今回は二人でシェアして食べました。パフェに刺さっていたコーンを持ち上げると、なかにもたっぷりのソフトクリームが!!お店の方に聞いたところ、コーンで一度ソフトクリームを作って、それを逆さにして入れているのだとか。どうりで…思わず笑ってしまいました。途中でプリンやフルーツが出てくるので、全然飽きることなく完食っ♡
長崎といえばコレ↑「ミルクセーキ」(510円)も、ファンの多いロングセラー商品です。甘くて濃厚で…すごく癒やされる懐かしい味♡ミルクセーキは卵黄だけを使うお店も多いそうですが、白十字パーラーでは濃厚な卵を使っているので、全卵でも十分コクが出るとか。夏季はストロー付きのプラカップでテイクアウトもできます。
こちらは季節限定「夏の佐世保入港ぜんざい*」(600円)。冷やしぜんざいに、手づくりのコーヒーゼリーと白玉団子、バニラアイスが浮かんでいます。
*海軍さんの入港ぜんざい…海軍時代、母港に帰港する際に船内でぜんざいが振る舞われていたことに由来する、佐世保の港街グルメ。
ぜんざいにコーヒーゼリー!?と思うかもしれませんが、実はぜんざいの中にもアイスコーヒーが入っているんです♪これが本当に、本当に合う!!コーヒーのほろ苦さと小豆の甘みが、こんなにも合うとは…新発見でした。実に佐世保らしい“港街グルメ”です♪
白十字パーラーはお食事メニューも豊富で、佐世保名物のレモンステーキやハンバーガー、トルコライスなどが、リーズナブルな価格でいただけます。こちら↑は、港街グルメとしておなじみの「海軍さんのビーフシチュー」(850円/ライスorパン付)。やわらかな牛すじ肉はもちろん、大きめにカットされた野菜も甘くておいしかったです♡一年を通して人気のメニューで、観光客の方ばかりでなく、地元ファンも多いとか。ほどよくとろみもあり、パン、ごはんどちらにも合うシチューです。ぜひ、お食事も楽しんでみてくださいね。
【白十字パーラー】
住所:佐世保市本島町4-19
電話番号:0120-022-831
営業時間:レストラン 11:00~18:30(OS18:00) 店舗 9:30~19:00
店休日:無休 駐車場:なし(近隣に有料P有)
②珈琲専門店 くにまつ
続いてご紹介するのは、同じく市内中心部にある「コーヒー専門店 くにまつ」。四ヶ町アーケードから、ちょっと外れた路地にある喫茶店です。佐世保には昔ながらのコーヒー専門店がいくつかありますが、ここ「くにまつ」もその一つ。白ひげのキャプテンが描かれた看板が目印です。
木の扉を開けると、想像通りのレトロな雰囲気。港街らしい、船のライトや窓枠が、店内のあちこちにあって、写真で見ると、ちょっと船の中にいるような感じがしませんか。飴色の天井も味があって素敵です♡…ん?カウンターの中央あたりに気になるものが。
これは何でしょう?縦に長ーい大きな砂時計(?)のような装置。上の容器には水が入っているようですが…。実はこれ、水出しコーヒーの器具なんです。冷水を点滴し、約8時間かけてじっくり抽出するのだそう。これがいわゆる「ダッチコーヒー」。写真では切れてしまいましたが、この下にはポットいっぱいのコーヒーができていました。
そのできたての香り高いダッチコーヒーを使って、人気の冷たいスイーツを作っていただきました。ミルクセーキを作るように、卵とダッチコーヒー、氷をミキシングし、ブランデーで香り付け、バニラアイスを乗せたら…
ジャーン!くにまつ特製「コーヒーセーキ」(620円)の完成です。美味しそう…♡
溶けないうちに食べてみると…「んーっ♪初めてのおいしさーっ」口の中がヒヤッ♪としたと思った瞬間に、コーヒーの香りと風味が口いっぱいに広がりました。甘いバニラアイスと食べると、ちょうどいい甘さになりますよ。これはスプーンが止まらない…。
こちらは夏季限定のコーヒーゼリー(680円/1日5食限定)。ダッチコーヒーを使った無糖のコーヒーゼリーに、甘酸っぱいラズベリーの果実とソースをトッピングしたデザートです。上にのっているのは、マスカルポーネチーズのアイス♡これがめちゃくちゃ合うんです。コーヒーの苦味とラズベリーの酸味、アイスの甘みが三位一体となって、最高のハーモニーを奏でています♫
お、コーヒーのいい香りが♪と思ったら、マスターがブレンドコーヒー(500円~)を淹れてくれました。くにまつでは、それぞれの豆の持ち味を活かすため、オリジナルのブレンドはドリップで、ストレートコーヒーはサイフォンで淹れるそうです。はぁ♡幸せな香り…。
そして、コーヒーと一緒にぜひ味わってほしいのが、人気メニュー「ホットサンド」(470円)。直火式のホットサンドメーカーでじっくり焼き上げる、昔ながらの喫茶店メニューです。
このこんがり焼けたパンが香ばしくて、コーヒーに合うんですよね♪具はウインナー、チーズ、玉ねぎとシンプルで、隠し味のからしマヨがいい仕事してます♡ちなみに、トースト(280円)を注文すると、自家製のりんごジャムがついてくるそうですよ。
「父の時代からずっと来てくださっている常連さんもいらっしゃいますよ」と話すのは、マスターの國松弘樹さん。10年前に他界されたお父さんの跡をつぎ、現在は一人で店を切り盛りされています。長年の常連さんのなかには、子どもや孫と、3世代でお店に来ている方もいらっしゃるとか。國松さんいわく、カウンターに立っていると、店の歴史を肌で感じるのだそう。創業からあと数年で半世紀…。佐世保のコーヒー好きが集まる「くにまつ」には、日々たくさんの出会いやドラマが生まれているようです。
【珈琲専門店 くにまつ】
住所:佐世保市上京町4-16
電話番号:0956-25-2888
営業時間:10:00~21:00 土曜~22:00
店休日:火曜休 駐車場:なし(近隣に有料Pあり)
③Cafe Bonheur(カフェ・ボヌール)
最後にご紹介するのは、佐世保市赤崎町の高台にある「Cafe Bonheur(カフェ・ボヌール)」。佐世保駅から車で15分ほどの閑静な住宅街にあり、お庭からは造船所(SSK)が見渡せます。「九十九島動植物園 森きらら」や「九十九島パールシーリゾート」は、車で10分以内ですよ♫
2016年1月にオープンしたレストラン・カフェで、緑に囲まれた北欧風の建物と素敵なお庭が印象的です。Bonheur(ボヌール)は、フランス語で“幸せ”という意味。敷地内には10数台停められる広い駐車場もあります。
お店に入ると、わぁ…♡白を基調にした、とってもお洒落な店内♪お庭が見える大きな窓が、まるで緑の景色を切り取ったキャンパスみたいです。ちなみに、お店の設計はすべてオーナーさんが手掛けたのだとか。
ボヌールおすすめの夏ドリンクがこちら↑「スムージー」(450円)です。味はピーチとトロピカルミックスの2種類。ひとくち飲んでみると…、「お、かなり濃厚でおいしい♪」
「ん~、冷たいっ!でも、おいしい♡」このシャリシャリとした食感も心地よく、しばし外の暑さを忘れさせてくれます。どちらも女性好みな味でしたが、私はトロピカルが好きかな~♪
お庭の緑を眺めながら、時間を忘れてゆったり、まったり♡
本を片手に3時間ぐらい長居したくなりました。緑が心地いい~♫
こちら↑は、冷たいアイスがトッピングされた「シフォンケーキのベリーソース」(720円)。シフォンケーキはお店で焼いているそうですよ。ベリーがいっぱいで美味しそう♡思わず写真に撮りたくなっちゃいます。
いただきまーす♪「ん!?表面がカリカリしてる!」このシフォンケーキ、実は溶かしバターを塗って、オーブンでトーストしているのだそう。運ばれてきたときに、バターのいい香りがするなぁと思ったら、そういうわけだったんですね。ほんのりあたたかくて、アイスや生クリームとの相性もバツグンです!
カフェ・ボヌールはランチも大好評。人気No.1の「プレートランチセット」↑(1,000円)は、メイン料理が煮込みハンバーグと、特製たれ生姜焼きから選べます。ごはんは体にいい雑穀米。煮込みハンバーグは、ふわふわでごはんが進む美味しさでした♫ほかにもオムライスやパスタ、カレーなどが揃っています。
「スタッフみんなで、アイデアを出し合いながらメニューを決めているんですよ」とオーナーの荒木さん(中央)。取材中も、皆さん息が合った連携プレーで撮影にご協力いただき、スタッフさん同士の仲の良さが伝わってきました。週末は観光客の方も多いそうですが、住宅街という場所柄、平日はママたちのランチ会場になることもあるとか。“自然を感じながら、ちょっとだけ日常を忘れてゆっくりしたい…”そんな気分の時に訪れたい、憩いのカフェです。
【Cafe Bonheur(カフェ・ボヌール)】
住所:佐世保市赤崎町421-1
電話番号:0956-59-8807
営業時間:11:30~17:00
店休日:水曜休 駐車場:あり
佐世保の夏スイーツ特集いかがでしたか。
同じく夏にぴったりなステーキ特集も、ぜひチェックしてくださいね。