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3年ぶりの「はまぜん祭り」開催 最高の白磁『三川内焼』
佐世保のGWといえば、日本の伝統的工芸品に指定されている三川内焼の窯元巡りが楽しめる「はまぜん祭り」。
この時期、同じく肥前の焼き物で有名な有田・波佐見の陶器祭りも開催されることから、すべてをはしごするのもおすすめです。
ただ駐車場がどこもいっぱいなので、会場と駐車場をつなぐシャトルバス等があればそれを利用するのが得策です。両手が使えるようにリュックに軍手スタイルのお客様が多くみられます。そのスタイルが安全かもしれません。
三川内焼の始まりは、他の肥前焼同様、秀吉の朝鮮出兵にまで遡ります。
元々は、土から作る陶器の唐津焼の流れで「平戸焼」として作られていましたが、針尾島に陶石を見つけたことがきっかけで、磁器を作るようになりました。
そして、平戸藩の庇護の下、御用窯として採算を度外視して技術が磨かれていきました。
真っ白の白磁に青い呉須で絵画的に描かれる染付の器や、卵殻手細工物等の作品は世界を魅了しています。知れば知るほどその魅力の虜になるのが、三川内焼です。
三川内焼の器に盛った私の料理は、見た目も味も格段に上がったような気にさせてくれます。
今年の『はまぜん祭り』は5月1日(日)~5月5日(木祝)まで開催されます。
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shikaちゃん