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海風旅ブログ
佐世保の港まちグルメ&スイーツ

佐世保は横須賀、呉、舞鶴と並んで、旧日本海軍が置かれた港まち。いち早く海外の食文化が流入してきたのも、この歴史があってのこと。その歴史から生まれた港まちグルメが「海軍さんのビーフシチュー」と「入港ぜんざい」です。
「海軍さんのビーフシチュー」と「入港ぜんざい」は、明治時代に海軍の中で作られたレシピ本「海軍割烹術参考書」をもとにしたメニューで、横須賀の「海軍カレー」や呉・舞鶴の「肉じゃが」のように、佐世保の海軍グルメも決めようと、2001年に開催された「軍港グルメコンテスト」で選ばれたものです。
今回は桜のシーズンということで、そんな港まちグルメに関連するスイーツをご紹介します♪
24年前に誕生した名物「入港ぜんざい」ですが、この四半世紀ほどの間にぜんざいのみではなく「入港ぜんざいソフトクリーム」も誕生しました。佐世保の道の駅させぼっくす99で販売されています。
また入港ぜんざい誕生前から老舗の和菓子店では港まちらしいネーミングの人気菓子も誕生していました。松月堂の「入舟」。松月堂は明治38年創業で、多くの海軍さんにも愛された菓子店です。
佐世保港の開港120周年を記念して誕生したのが「させぼ開港ロール」。こちらも「海軍割烹術参考書に掲載されているスイーツレシピからヒントを得て考えられたケーキです。断面のハートが特徴のケーキですが、あっさりとした味わいで止まらなくなる美味しさです。
開港120周年を記念して名物化された「海軍珈琲」との相性もばっちりです。
佐世保駅の佐世保観光情報センターでは、軍港 にちなんだ日本海軍補給艦「間宮」で作られていたとされる「間宮羊羹」も販売されています。旅のお供やお土産にもちょうどいいかわいさです。