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海風旅ブログ
佐世保川付近を散策♪
佐世保の中心部市街地を流れる全長4,995mの「佐世保川」
今回は、この佐世保川付近を散策♪
佐世保川には、佐世保にとって大切な橋が架かっています。
まず、「アルバカーキ橋」
佐世保の姉妹都市、アメリカのニューメキシコ州アルバカーキ市の名が付いたこの橋は、日米親善の架け橋となることを願って名付けられています。
アーケードの近くにあり、橋の先には、桜の名所「佐世保公園」。ここで佐世保人が楽しく花見をするのです♪イベント会場にもなるこの公園は、佐世保人ならみんな知っている、なくてはならない橋!
川沿いには、よく見たら三川内焼のタイル、眼鏡岩、美しき天然(佐世保海軍第三代軍楽長の田中穂積が作曲した楽曲)などのアートが。
美しき天然の詩がとても素敵。武島羽衣の詩で、もともと佐世保とは無関係ですが、この詩が九十九島にぴったりと思った田中穂積が曲を付けたもの。
♪一番のみご紹介
空にさえずる鳥の声
峯より落つる滝の音
大波小波鞳鞳と
響き絶えせぬ海の音
聞けや人々面白き
此の天然の音楽を
調べ自在に弾き給う
神の御手の尊しや
美しい詩。九十九島の尊い景色が目に浮かび音が流れてくるようですね。
次に、、、佐世保にとって大変重要な橋
佐世保橋 (通称:海軍橋)
写真が分かりにくいですね、、、すみません
通称、海軍橋と呼ばれるこの橋。かつては海軍鎮守府の表玄関近くにあり、海軍構内と市街地を結ぶ橋だったそう。
当初は木造、その後豪雨で流され明治39年にコンクリート橋に。現在の橋は昭和60年に架け替えられた3代目です。
近くの浜田公園には、旧橋の親柱及び高欄の一部を復元した記念碑があり、歴史を物語っています。
この橋を渡ると、「教法寺」というお寺があります。
教法寺あたりの町名は、「元町」(もとまち)といいますが、昔このかいわいは佐世保浦と呼ばれ、明治初めまで港の近くにあり、軍港開設後はここを中心に市街が四方に広がり、「元町」(もとまち)といわれたとのこと。
元町の名のゆえんですね。
秋には大きなイチョウが美しいです。
あと一つ、佐世保川に架かる大事な橋が、「行幸橋」(みゆきばし)
知る人ぞ知るこの橋は、明治23年に明治天皇が鎮守府開庁式に出席のため佐世保に行幸された際、有栖川宮様や西郷海軍大臣などのお供の方々が渡るために架けられた橋。
行幸を記念して、「行幸橋」と名付けられました。
佐世保川付近は佐世保の歴史を感じさせてくれます。
アーケ―ド散策の際には、少し足を延ばして散策してみては♪
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