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海風旅ブログ
西海橋と桜の競演
長崎と佐世保結ぶ国道202号の西彼杵半島と佐世保市を結ぶ西海橋は、昭和30年にかけられた固定式アーチ橋。
その橋を取り囲むように整備されている「西海橋公園」には1500本もの桜が植えられており、昔から、佐世保の代表的な観光地として知られています。
橋の下は、佐世保湾と大村湾との間を流れる日本三大急潮の一つ「針尾瀬戸」でありこの針尾瀬戸は大村湾を満たす海水の満ち引きを繰り返す場所であり、干満の差が大きい春と秋は時折豪快な渦潮が発生します。
特に旧暦3月初旬の大潮の頃は、最も流れが速くなり、潮の落差が最大1.5mにも達するそうで、渦潮と桜の競演を楽しみに多くの観光客が訪れます。針尾瀬戸の真ん中にある小島は「弁天島」で、古くから航海の難所であったこの場所の航海安全を願う神様として「弁天様」が祭られているそうです。
桜のシーズンには「西海橋春のうず潮祭り」が開催されます。今年は3/16(土)から4/7(日)に予定されています
このあたりの春の名物というと、「赤マテ貝」があります。海中の砂地に生息しており、
海中の様子を知り尽くしたベテラン漁師さんが鉄の棒で、砂地を突く独特の漁法で捕られます。
佐世保の赤マテ貝は肉厚で、甘みが強く、春の香りが楽しめるものです。西海橋近辺の直売所などで、購入できます。
バター焼きや、炊き込みご飯、ボイルしたものを、木の芽たっぷりの「ぬた」でいただくのも定番です。
西海橋近辺では、一魚一会で、魚料理をいただくのもお勧めです。
食事の後にはデザートに「たい焼き」はいかがでしょうか?同じ敷地内にあるお店は人気の行列店です。この日も40分待ちでした。
これからの桜のシーズン是非足を運んでみてください。
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しかちゃん