UMIKAZE Blog
海風旅ブログ
海から日本遺産を見よう!SASEBO軍港クルーズ
60分のクルーズの様子をダイジェストで見てみよう♪
見どころチェック!SASEBO軍港クルーズ体験レポート♪
2016年に「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴 日本近代化の躍動を体感できるまち」で日本遺産に認定され、旧軍港都市として何かと話題を集めている佐世保。軍港の建設から100年以上が経過した今も、港の周辺にはドックや埠頭、造船所のクレーン、レンガ倉庫など、往時を彷彿とさせる景観が数多く残っています。
そんな佐世保ならではの景色を、海上から楽しめるツアーがあるのをご存知ですか。その名も「SASEBO軍港クルーズ」。日本遺産認定の構成文化財が間近で見られるとあって、いま大人気のツアーなんですよ。
「それは一度体験してみたい!!」と、私たちも実際に乗船してきました♪
運航は毎週土日と祝日の11:30から。JR佐世保駅みなと口から徒歩5分ほどの場所にある佐世保港新みなとターミナル前桟橋から出発します。駅裏にある大型商業施設「させぼ五番街」のすぐそばですよ。「では、いざ出航~☆」
船の中はこんな感じ♪屋内席は、シートからゆったり景色を眺めることができます。ここなら、お天気の心配もいりませんね。
この日は天気が良かったので、船首の方に出てみました。海風に吹かれているせいか、船の上はとっても涼しい~♡
おっ!早速、海上自衛隊の艦艇が見えてきました。このずらりと並んで停泊している姿、陸から見るより迫力ある~!!実に佐世保らしい風景です。
続いて見えてきたのは、佐世保のランドマークの一つとなっている佐世保重工業(SSK)の「250トンクレーン(ジャイアント・カンチレバー・クレーン)」。日本遺産認定の構成文化財の一つです。
大正2(1913)年にイギリスから輸入されたもので、なんと今でも可動しているそうですよ。100歳を超えてなお現役なんて…。同型のものは日本に3台、世界でも10台しかないのだとか。海上から見ると、機械の根元の部分まで見えてちょっと得した気分です♡
ガイドさんの解説に合わせて、右を見たり、左を見たり、忙しい私たち(笑)。
日本遺産認定の構成文化財は、クレーンの他にも赤レンガ倉庫群や針尾送信所の無線塔などを見ることができました。海軍さんたちも、佐世保に入港したとき、船からこの景色を見たのかもしれませんね。
さらに進んだところで、海上自衛隊の補給艦「おうみ」に遭遇しました。間近で見ると、で…でかい!下から見上げているので、より一層大きく感じました。この角度から艦船が見られるなんて、このツアーの醍醐味ですよね♡「お仕事ご苦労さまで~す」
ここは海上自衛隊艦艇が停泊している倉島岸壁。この日は「じんつう」と「あさゆき」が停まっていました。週末には艦艇の一般公開も行われているので、事前に予約すれば乗船して船の内部を見学することもできますよ。(※詳しくは海上自衛隊佐世保地方隊ホームページ)
約60分のクルーズを終え、佐世保港に戻ってきました。大型船が発着する三浦岸壁には、この日「飛鳥Ⅱ」が入港中!この距離で見ると、船というより大きなビルのよう…。一度は乗ってみたいな~。
新みなとターミナルに到着~!本当にあっという間の60分でした。こちらは今日のクルーズをガイドしてくださった吉川拓郎さん。吉川さんは、船から見える艦艇や建造物を解説するだけでなく、地元の私たちでも「へぇ~!」と驚くような話を織り交ぜてくれるので、飽きることなく景色を堪能できました♫
みなさんもぜひ「海から眺める日本遺産」体験してみてくださいね♡
【SASEBO軍港クルーズ】
◯運行日/運行時刻:土・日・祝日限定 11:30頃発
※冬季運休あり。お問い合わせください。
◯料金:大人(中学生以上)2,000円 小人(小学生)1,000円
※未就学児は大人1名につき1名無料、2人目からは小人料金
◯発券場所:佐世保観光情報センター(佐世保駅構内)
※出発30分前までには発券をお済ませください。
◯出発場所:佐世保港新みなとターミナル桟橋(佐世保駅より徒歩5分)
◯注意事項:あらかじめ荒天などが予想される場合は前日の正午までに運休の決定をします。
【お問い合わせ・お申し込み】
佐世保観光情報センター/TEL0956-22-6630(9:00~18:00/年中無休)