九十九島と写真

 

「もっと見たことがない九十九島が見たい」

九十九島の美しさに魅了され、これまでの6年間は一眼レフで九十九島の夕景を主に撮影してきました。
しかし、撮っていくうちに「もっと見たことがない景色が撮りたい」と思うようになり、 ドローン空撮を始めました。
ドローン越しに見た九十九島はまた別世界で、島々の木々の緑と透き通る青い海のコントラストなど新たな発見ばかり。 まだまだ知らない九十九島がたくさんあると感じました。
「世界で最も美しい湾、九十九島」のPRポスターに使用されている写真を撮影した日は展海峰に向かう途中で、 ふと海を見ると、海面がすごくきれいに鏡面化していることに気付き、何とかこの美しさを撮れないかと思い、 急きょ空撮に切り替えました。
 

空から見た景色は遠方まで海がキラキラと輝き、そこに偶然きれいな波紋とともに寄港する小船を発見し、 この瞬間は二度と撮れないと思い、夢中で撮影したのを覚えています。

今後もマルチなアーティストとして自分なりの感性を生かし、九十九島の美しき瞬間に出会えるように日々の活動に努めたいと思います。

（文：カメラマン 和-KAZU-(葛城 和久さん)）

掲載日：2018.12.01

ライター：九十九島コラム

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