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海風旅ブログ
九十九島でシーカヤック無人島ランチツアー!世界で最も美しい湾で過ごす贅沢時間
2018年4月19日、西海国立公園九十九島(くじゅうくしま)が「世界で最も美しい湾クラブ」に認定されました!
世界レベルの美しい湾に仲間入りした「九十九島」。
日本国内では、松島湾(宮城県)、富山湾(富山県)、駿河湾(静岡県)、宮津・伊根湾(京都府)の4つの湾が加盟認定を受けています。
さぁ!今回はその九十九島の美しさを間近で体感できる「シーカヤックツアー」に行ってきました。無人島に上陸して、ランチもいただいちゃいますよ♪
出発は九十九島の玄関口九十九島パールシーリゾート
シーカヤックツアーは、九十九島の玄関口「九十九島パールシーリゾート」のマリーナからスタート。まずは、ツアーのルートや注意事項などの説明を受けます。
「今日はこのルートで、この島を目指します。波も穏やかなので、今日は気持ち良いツアーになりますよ」
今回ガイドをしてくださったのは、九十九島でカヤックツアーを手がける(株)ウェーブピークの堤さん。さすがカヤックの達人、腕の筋肉がスゴイ!
カヤックは初心者の私たち。海へ出る前に、しっかり漕ぎ方のレクチャーを受けました。
「まずオールを頭の乗せて左右のバランスを取ります。手を肩幅に開いて掴んだところ、そこを持ちましょう」堤さんが優しく漕ぎ方のポイントを教えてくれました。
よし、準備万端!いよいよカヤックに乗り込みます。足を入れると…、ゆ、揺れる~。
落ち着いて、教わった通り漕いでいきますよー。「うわぁ、進んだー」
九十九島の島々へ大接近!優雅な海の散歩
最初にマリーナ内で練習してから、無人島を目指して漕ぎ出しました。楽しくなってきた~♫二人の息も合ってきて、スピードも出るようになりました。
「海の上を散歩しているみたいで、気持ちいいー♡」沖に出ると、あっちもこっちも、見渡す限り、島、島、島!九十九島の海域には、208も島があるんですよ。先導してくれる堤さんが、島の名前やその名がついた由来などを丁寧に説明してくれました。
↑こちらは「横島」という名前の島。「ライオンが横になっているように見えませんか?」と堤さん。言われてみれば、確かに見える!島を一つひとつじっくり観察できるのもシーカヤックの醍醐味です。
「あの岩の形、面白いね!」カヤックを漕ぎながら、島を見る余裕が出てきた私たち。九十九島には、波風によって風化した不思議な形の岩がたくさんあります。太古の昔は、ここも海の底にあったそうですよ。
堤さんいわく、カノコユリやハマボウなど四季折々の花々を鑑賞するのも、カヤッカーたちの楽しみだそうです。
九十九島の無人島に上陸!大自然の中で贅沢ランチ♪
「わーい♡着いたよー!!」
目的地の無人島に上陸することができました。いやぁ、腕が疲れた~。砂浜や広い岩場があり、キャンプにぴったりの無人島です。
見てください、この広すぎる自然の岩場!右側にプライベートビーチまでありますよ♡岩場の中央に、堤さんがテントを張ってくれました。
ジャーン!あっという間にテントが完成♪ちょっとしたプライベート空間です。
「九十九島海賊船みらい」が目の前を通過していきました。私たち見えてるかなー。
ん~♡何やらいい香りがしてきました。お、おー!!BBQじゃないですか。堤さんがあっという間に作ってくれました。この大きいお肉は、特製のタレに漬け込んだ牛のスペアリブ。野菜もたっぷりでうれしいな~♫
お肉が焼けてきました。無人島でこんなに本格的なバーベキューができるなんて!贅沢すぎます。ややっ??さらにおいしい香りがしてきましたよ??この香りは・・・。
やっぱりカレーだー♡食欲をそそるスパイシーな香りの正体はシュリンプカレーでした。小さな鍋でグツグツ音を立てているじゃありませんか。
カレーは五穀米と一緒にいただきます。
「しっかり食べて、帰りも頑張ってくださいね」と堤さん。その愛情、うれしいです。
無人島ランチが完成ーっ!
バーベキューにカレー、サラダまでついて贅沢ですね~。メニューは季節やお客さんの要望に合わせて変えていて、冬は九十九島かきを焼いたり、牡蠣鍋も提供されているそうです。
九十九島の海をバックに「いただきまーす♪」
「このスペアリブ柔らかくて美味しい!」「カレーも最高♡」
開放的な大自然の中でいただくランチは格別です。
堤さん、また何やら取り出しました。
「デザートはパインですよ〜!」
パインを切り終えたかと思うと、お湯を沸かしはじめた堤さん。ガリガリ、ガリガリ…。
「あれ?コーヒーのいい香り」なんと食後は挽きたてのコーヒー付きです。
こんなに贅沢しちゃっていいのかしら♡プライベートな無人島でいただく本格コーヒーで乾杯。
「ここにいると時間の流れがゆっくり感じるね」「日常を忘れてゆったりできるね」
「また遊覧船だー」今度は九十九島遊覧船パールクィーンが通り過ぎて行きました。
お腹も一杯になったところで、無人島を出発!
帰りは、ずいぶん上達してきました。見てください、この慣れたオールさばき。
堤さんのガイドを聞きながら、島々の間を進んでいきます。
九十九島パールシーリゾートのマリーナに到着し、ツアーは無事終了。楽しかったー!
夏休みは家族連れの方も多く、無人島をプライベートビーチのようにして海水浴を楽しんだり、釣りをする方も多いそうですよ。皆さんも九十九島の無人島へ行ってみませんか。
佐世保市の無人島ランチツアー情報↓
『無人島ランチツアー』
料金:大人14,000円 子供13,000円
時間:10:00 〜 16:00
所要時間:ツアー時間 5時間30分 〜 6時間
取材協力:ウェーブピーク